食品

身銭を払って勉強する

つい先日、赤坂に用事があり出かけてきました。

時間までにまだ余裕があったので、しばし時間を潰そうと、カフェ、喫茶点を探すのですが、不案内な地域なのですぐに見つからず、地図アプリに頼り到着したのがこのお店。

カタカタばかりで、どうも珈琲と書かれているんだろうと思い、Wikipediaで調べてみると、コヒア(コフィア)は植物の属名で、アラビカは品種名。

ということは、アカネ科 コフィア属 アラビカ種ということになり、珈琲のアラビカ豆ということなのか?

迷っていると、時間も過ぎてしまうので、早速店内へ。

静かで落ち着いた店内は、私一人貸し切り。

借り切ったわけでは無く、丁度他にお客様がいらっしゃらなかったということです。

革のカバーのメニューを見て、おっ、こりゃやっちまったあ。ホテルロビーの珈琲よりも高い。さすがは赤坂。

一度座ってしまうと、そこから立ち上がる勇気が無く、お薦めの一杯を注文。商品名は忘れてしまいました。

1杯 1,700円也。

なるほど、普段自宅で煎れている珈琲とは、味、香り共に違う珈琲であることは間違い無い。香ばしいナッツのような香りに、なめらかな舌触り。

うーん、確かに美味しいが、おいそれと頂ける商品では無い。

昔は珈琲を飲むことが出来なかったから、珈琲の味の違いなんて分からなかったけれど、数年前から珈琲を飲むことができる様になって、味の違いは分かるようになってきたなあ。まだ、好みとか、違いの詳細までは分からないけれど。

自分で煎れている珈琲や、コンビニの珈琲だけじゃ分からないよねえ。良い勉強になりました。

店から地上へ上る階段は、横一直線では無く弧を描いている。店に入るときには気が付かなかったが、美しいなあと思い、ついついシャッターを切ってしまいました。

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