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日記

停電耐性

8月5日に東京練馬区を中心として大規模な停電が発生した。昨日になって東電は、原因を設備トラブルと発狂した。

電気によって支えられている社会なので、信号や交通インフラも止まると、災害に遭遇したと変わらないような停滞状態となってします。その停電について少し見てみたいと思う。

さて、日本で発生している停電は、計画停電も含めて絵画と比較するとどんな感じなのだろうか?東電の資料によると。


このグラフの一番左の青い棒が日本の平均、その中の赤い棒グラフが東電だという。東電が世界的に見ていかに優秀かと言うことを示している。

この時間から考えると、料理をするときに、前の食器を食洗機で洗いながら、ヘルシオで調理しつつ、お湯を電気ケトルで沸かしてブレーカーを落としてしまい、暗がりの中ブレーカーをあげに行くことを、年に何度かしてしまうことを考えると、東電の電線から電気を送られてくる地域で住んでいる私は、自主的に停電させている時間の方が長い事になる。

逆の視点で見ると、雪が降ったときの東京都心と同じかも知れないと思えた。

雪国では5cmの積雪は何のその、皆通常通り車に乗るが、都心だとそれだけで大混乱になる。

電器も同じでは無いだろうかと思った。日本ではめったに停電しないから停電すると混乱するけれど、アメリカのようにちょくちょく停電していると、またかあと、耐性が出来ており信号が機能しなくても、それなりに皆が交通ルールを守って通行するのでは無いだろうか。または、待つかと止まって違う事をするのかも知れない。

現在、これだけ異常天候が発生しつつある中で、普段から少し不便を体験することで、災害への対策になれば良いのだけれど。

アメリカではUPS(無停電電源装置) が普通に販売されているという、ということは停電ありきだと言うことだ。

子供の頃はどれだけ停電があったかは覚えていないが、今の無停電状態は幸せすぎることであり、それを維持するために数多くの技術者が携わっており、大きなコストが掛かっていることを忘れてはいけない。そのコストを支払う人が減ってくると、あっという間にサービス品質が落ちるが、コストが上がるという納得出来ない現象が発生する。

サービス面が落ちても、幸せに生きていくすべを今から身に付けておこう。

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