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食べる量から考える

前回、国土面積が似通った、日本、ドイツ、イタリアについて、各国の人口と、国土、耕作面積を比較してみてみました。以下振り返りです。
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人口は日本が一番多く、次いでドイツ、イタリアとなっており、1人当たりの耕作面積は人口に反比例してイタリア、ドイツ、日本の順に小さくなってきています。それも、国土に対する耕地面積の比率が少ない日本は特に1人当たりの面積が小さくなっており、3.6畝、360平米となっています。
果たしてこの面積で、普段食べている食糧がまかなえているのか?
それとも、やはり輸入食品が多いからまかなえているのでしょうか。
農産物に精通していない一般の方は分からないと思いますので、お米で考えてみましょう。1反(10畝(1000平米))で、どれくらいのお米が収穫できるのか。一般的に言われているのが約8俵。1俵60kgですから、1反当たり480kgの収穫量を得ることができます。
現在のお米の消費量は1人当たり約60kgですから、1.25畝(125平米)あればまかなうことができます。その他、パンや、パスタなどを食べていることを考えると、倍の面積もあれば事足りると言うことになるでしょうか。となると、2.4畝、240平米が主食の確保で必要になると考えられます。
では、1.2畝(120平米)で何ができるかを、次回考えていきたいと思います。

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